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悪天候・災害さえ対策しサントリー製品の原料を安全・確実に納品する物流を担う
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K.K
2013年入社
調達国際部
K.K
大学生の時、地元宮城県で東日本大震災を経験しました。スーパーやコンビニに商品が届かず、生まれて初めて感じた、明日食べるものがなくなってしまうかもしれない不安。お店に商品が戻ってきたときの安堵感。そういう状況のなかで当時、「モノが当たり前に買える日常」の重要性を強く感じ、物流に興味を持ったのが最初のきっかけです。なかでも当社を志望した理由は、小さな頃から身近にあったサントリー製品に携わることに興味を抱いたのはもちろんですが、説明会や選考で出会った人事部や先輩社員の方々から感じたアットホームな雰囲気が一番の決め手でした。就職を機に埼玉で一人暮らしを始めましたが、仕事でもプライベートでも気にかけ面倒を見てくださる先輩方のおかげですぐに慣れることができ、不安なく社会人1年目の新生活もスタートできたことはとても感謝しています。
調達国際部はローリー・原料料・輸出入の3グループで構成されています。私の所属する原材料グループは、飲料の製造に使用される茶葉・穀物等の原料やペットボトルの原型となるプリフォームを製造工場に届ける車両手配のほか、製造消費計画を元にシミュレーションを行い、保管倉庫に在庫が溢れないよう管理や調整を行っています。サントリー製品の製造に不可欠な貨物を運んでいるため、納期は厳守。守れなければ最悪の場合、工場の製造を止めてしまう事態になりかねません。長距離輸送には悪天候や災害が発生した場合のBCP対策を行い、緊急時もできるだけ安全・確実に納期通り届けられる体制を整備しています。また、新工場の立ち上げの際には計画段階から参入し、プリフォームを納品する際の不安全箇所の解消、次世代を見据えた最適な物流ネットワークのための基盤造り、業務効率化や配車ミス防止のためのシステム改修等に関わります。私たちのミッションは安全・確実・リーズナブルな物流環境の構築と提供。そのための幅広い業務を担うやりがいは大きいです。
日々の業務で言うと、現場で配送管理を担当していた頃は、自身が組んだ配車スケジュールで乗務員の業務がスムーズに回ることにチーム連携の醍醐味を感じました。夏場の繁忙期、ものすごい物量を乗り切ったときはとくに、チームで成し遂げた達成感が大きかったです。また現在の業務でも、新規案件の稼働時には様々な部署間の連携が必要不可欠です。例えば、新たな原料の輸入業務が始まる時には、同じ調達国際部の輸入業務を担当するグループ、現場で入出庫保管業務を行う倉庫、作業の安全性を確認する安全推進部など、多くの部署と連携することで無事に業務を開始することが可能になります。それぞれの部署が専門のノウハウを活かし協力することで、高品質な物流サービスを提供できるのがサントリーロジスティクスの強み。それを確実に実現することが業容の拡大に繋がっていると感じています。
始業
出社後、荷主から入手した製造消費計画を元に各倉庫の庫腹(保管容積)をシミュレーション。
先々の計画でキャパを超過しないか確認。
原料月次レビュー
荷主に前月の原料別の輸送倉庫料実績を共有。
原料別に費用が増減している要因や物流課題の説明等を行う。
昼休憩
オフィス近隣の田町駅前は多くの飲食店があるので外食がメイン。
社内ミーティング
午前中に作成した庫腹管理表を元に、先々の庫腹計画を輸送倉庫に共有。
同時に、関西工場の製造数量を元に関西倉庫への事前配置計画を立案。
システムミーティング
配車システム改修のためシステム関連会社とミーティング。
業務効率化や手配漏れの未然防止のために改修要望を伝える。
退社
帰宅後、たまにジムへ行き、筋トレ&サウナでリフレッシュすることも。