サントリーロジスティクスの強み

ADVANTAGE

製品の元となる
原料の特性を理解し、
確実に届けられるよう配車。

調達国際部(ローリー配車担当) S.R.

「聞く」姿勢を大切に、信頼を積み重ねる

私は、サントリーのお酒や天然水の“原料”を運ぶタンクローリーやタンクコンテナの配車を担当しています。製品輸送と異なるのは、例えばアルコールの場合、度数によっては危険物扱いになり、運ぶ人に資格や専門知識が必要となる点です。また万が一、事故や品質に何か影響があった場合、より甚大な損失に繋がってしまうという緊張感もあります。車両も大きいため、常に各工場の建物の形状や道幅、そこに辿り着くまでの道のりまでを考慮した配車が求められます。

バランスの取れた手配が理想ですが、関連部署や協力会社で要望がかみ合わないこともあるため、配車は試行錯誤の連続です。そんな中、私が大切にしていることは「聞く」姿勢。その時々で協力会社や現場からの様々な意見がありますが、まずは最後まで話を聞いて、言葉の奥にある“本当に求められていること”を掴めるよう心掛けています。普段のやりとりはメールでも済ませられますが、信頼関係を築くために1日1回は電話をして声を聞くようにしています。
荷主様から急な要望があることも少なくありません。そんなときには、何とかお応えできるよう最善策を必死で模索します。納期内に仕事が完了するよう再調整を行い、こちらが提案した通りに効率よく仕事が回ったときは大きな達成感がありますね。

原料の知識を共有し、
高い安全意識へと繋げる

サンロジでは一人ひとりの安全意識やものづくりに対する認識力が非常に高く、社外にも誇れるレベルだと自負しています。例えば品目名や特徴、アルコール度数、コンテナへの匂いや色残りといった原料の知識は、我々だけでなく協力会社にもしっかりと共有されています。各自が「匂いが残る原料を運んだ後は、どんな原料を挟めば匂いが取れるのか」などを細かく把握しており、「品質に害を与えることなく、用意されたままの状態で運びきる」という高い意識が浸透しています。当たり前のことではありますが、基本を重視する文化が根付いていることが、安心して仕事を任せていただけることに繋がっているのではないでしょうか。
今の目標は、経験を積んでこの原料の仕事を極めることです。そして、ゆくゆくは物流網の視点から荷主様に様々な提案ができればと考えています。

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