サントリーロジスティクスの強み

ADVANTAGE

こまめな情報収集と
データに基づく予測で
適正な配置を行います。

在庫配置部 K.Y.

平準化を意識した移動立案で繁忙期に備える

私は、北陸と近畿、中四国エリアの約20か所の倉庫を担当し、製品を安定して供給できるよう在庫の配置を行っています。在庫が少なければ得意先様の発注に対して欠品のリスクが生じてしまい、多すぎると在庫が消化できずに期限切れで廃棄となる可能性もあるので、バランスを見ながら適正な配置をすることが重要です。そのため日々、得意先様からの発注情報や荷主様からの特売情報などを漏らさないよう細かくチェックしたり、担当地域の売れ行きを予測したりして調整を行っています。

特に飲料の出荷が多くなる夏の繁忙期は、気温によって数が大きく変動するため、こまめな在庫確認が欠かせません。また新商品の適正配置は難しくもあり、やりがいのある仕事の一つです。前年の類似製品の出荷情報から予測を立てて、スムーズにいったときはうれしいですね。長期連休など世間の祝日に連動して車両手配が難しくなるので、平準化を意識して少し前から移動立案を行うことも大切です。効率のいい輸送に繋げられるよう配車推進部とも連携し、倉庫をフル活用してフレキシブルな配置計画を心掛けています。

不測の事態を経験し、
物流の重要性を改めて実感

輸送にはトラック、鉄道、船を使うので、時には台風など天候の影響を受け予定通りに製品を運べなくなってしまうこともあります。欠品を未然に防ぐため情報収集を徹底し、事前に多めに在庫配置しておくのですが、2018年は担当エリアで災害が相次ぎ、これまでで一番苦労した1年でした。大雪でトラックが何日も立ち往生して動けなくなったり、地震で倉庫が被害を受けて出荷できなくなってしまったり、豪雨により土砂崩れが発生し鉄道で運ぶことができなくなってしまったりと、不測の事態が何度も起こりました。限られた輸送能力の中で、今できるベストな対応は何かを探るなど、常に冷静な判断が必要でした。関係各所と「どの商品を優先するのか、どのように配置するか」を相談し、関東の在庫配置部の助けも借りながらトラックの調整などを行い何とか乗り切ることができたときは、心から安堵しましたね。社会にとって物流がいかに重要かを改めて感じることができました。

サントリーロジスティクスの強み
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